インバル/東京都交響楽団によるショスタコーヴィチSym7

今、世界最高の組み合わせの一つ、と思っている、インバル/東京都交響楽団による、ショスタコーヴィチの交響曲が聞けると、急ぎチケットをとり夫婦で3月20日火曜に東京文化会館に行ってきた。

オーケストラのイラスト

S席の当日券が一部残っているという、ショスタコーヴィチファンの私には信じられない状況であったが、やはり当日はほぼ満席。

 

アナログメディアのイラスト

何度もコンドラシンやロジェストベンスキーのCDやLPで聴いていた曲だが、最初は、「上手いけど、心に響かない。」などと生意気におもっていたが、レコードやCDでは気づかなかったスネアドラムの延々と続くリズムや3楽章始めの弦楽器が歌い上げるところなど、徐々にインバルの唸り声も大きくなり、音楽も大きくうねってきた。

 

今の都響が上手い!、と言っても もはやそんなレベルではないので本当に素晴らしかった。管楽器のソロパート、弦楽器のそれぞれのパートが一つの音にしか聞こえないなどなど・・・。

 

最後は、拍手が途絶えることがなかった。

 

日本で、この組み合わせでショスタコーヴィチが聴けることが、本当に幸せだった。